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クローバーのそよ風【83】

1日24時間というのはみんな同じ。その使い方で人生が大きく変わるんですから。あー!時間が全然足りない(泣) と毎日のように思っていますが、結局は上手に時間を使えていないのかも…。

この頃、山形の経営者のトップの方とやり取りする機会が増えているのですが、驚くのは みなさんのメールの返信や着信の折り返しの早さ!しかも内容が短くシンプル!自分と相手の時間を大切にしておられるのだなぁと感じました。

世の中には相手の大切な時間を自分の都合や感情で平気で奪う人がいますよね。

人と関わるときは、相手の大事な時間をいただいているということ、常に忘れてはいけないと改めて思ったところです。

私も気をつけなきゃ。

 

先日のNHKスペシャル 「認知症の先輩が教えてくれたこと」 を見た方いらっしゃいますか?

認知症の当事者や家族が相談できるところがあるのですが、その相談を聞くのが先に認知症になった先輩なんです。先ゆく人の言葉は、不安でいっぱいの相談者を笑顔に導いていました。悩んでいる人を癒せるのは医者でもカウンセラーでもなかった、その道の先輩だったのです。

クローバーの会は、不登校やひきこもりの子どもをもつ親の会を2015年から続けています。それは、私自身が悩みから解放されたのが、医者でも専門家でもなく、同じ経験をしたお母さんだったという体験からです。

分野が違えど同じなんだなぁと思って番組を見ました。(もちろん専門家の力が必要な場合もあります。)

 

道に迷ったとき、このまま行くとどこに行くのか、途中にはどんなものがあるのか、近道や回り道はあるのか…先が見えずに不安になることって誰しもあると思います。道は誰かが歩いた跡、その道を先に行った人に聞けばよい、通ったことがある人に聞けばよい、その道の先輩に聞いてみよう!想像もしていなかった状況で苦しくて動けなくなったとき、きっと必要なのはその道の先輩の言葉です。当事者の会、家族会など…探してみてください。そしてつながってみてください。きっと未来が見えてくるはずです。 

お近くの会に どうぞ♪